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| |  2007年12月1日更新 |
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世界保健機関(WHO)が発表した推計では、先進国、発展途上国の医薬品市場に出回っている医薬品のうち10%は偽造医薬品です。その割合は財政的に貧しい国になると25%にまで跳ね上がります。このことから、世界中の偽造医薬品と規格外医薬品販売の収益は年間320億米ドル以上であると推測されるとWHOは言っています。
旅行者は、自分で服用する分として旅先で医薬品を買うことがあります(又、禁止されてはいますが、友人や家族用に海外で医薬品を購入するケースがあります)。さらに、インターネットであらゆる種類の製品がグローバルに売買されており、医薬品も個人輸入を代行する業者が多く存在している現状を重く受け取るべきです。
偽造医薬品の被害報告一例
偽造医薬品の流通拡大にともなって痛ましい被害が報告されています。
- 1990年、ナイジェリアで有害な溶媒で希釈された咳止めシロップを飲んだ子供100名以上が死亡。
- 1995年、髄膜炎ワクチンの偽造医薬品を摂取した約2,500名が死亡。ワクチンは単なる水であり、髄膜炎を予防できなかったことが判明。
- ケニアと東南アジア諸国の一部で、抗マラリア薬とされた医薬品が偽造医薬品であり治療効果が全くないことが判明。
- 1996年、ハイチで偽造された解熱用シロップを飲んだ子供が少なくとも59名死亡。
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